
クレジットカードの審査やローンの申し込みで「否決された理由がわからない」と困惑したことはありませんか?
その鍵を握っているのが、信用情報機関に登録されているあなたの取引履歴です。
中でもCIC(株式会社シー・アイ・シー)は、日本の主要な信用情報機関のひとつとして、多くの金融機関が参照しています。
CICの役割と提供している情報とは
CICは、割賦販売法や貸金業法に基づき、
クレジット会社、消費者金融、信販会社などから個人の信用情報を収集・管理・提供しています。
CICに登録されている情報には、カードの契約内容、支払い状況、残債、延滞記録などが含まれます。
具体的に見られている情報の例
ローンやクレジットカードの審査では、以下のような情報がチェックされます。
- 直近24ヶ月間の支払状況(遅延の有無)
- 現在の借入残高と件数
- 過去の債務整理や強制解約の記録
- 他社からの照会履歴(いつ、どの会社が照会したか)
CICで自分の信用情報を確認する方法
CICでは、誰でも自身の信用情報を開示請求することが可能です。
パソコン・スマホからのWeb開示、郵送、または全国のCIC窓口での確認が選べます。
手数料は1,000円(Webの場合)程度で、支払いにはクレジットカードが必要です。
信用情報を把握することの重要性
自分の信用情報を定期的に確認することで、誤った情報が登録されていないかをチェックしたり、
今後のローン審査に備えて改善すべき点を知ることができます。
特に、過去に支払いの遅延がある場合や、複数の借入がある場合は要注意です。
住宅ローンや自動車ローン、携帯の割賦契約など、日常生活と密接に関わる信用情報。
CICで定期的に内容を確認し、自分の信用状態を正しく把握することが、
今後の資金計画や生活設計において大きな助けとなるでしょう。