注文住宅は、自由度が高いだけに、迷ってしまうポイントも少なくありません。ここでは、間取りでこだわりたいポイントと、インテリアでこだわりたいポイントを説明していきます。これから注文住宅を依頼するという人は、参考にしてみてください。

間取りでこだわりたいポイント

間取りは、一度決めて施工してしまったら、その後はなかなか簡単に変更することができません。そのため、慎重に検討する必要があるのです。ここでは、間取り決めの際に気を付けておきたいポイントを説明していきます。

家事動線や生活動線に優れた間取り

家事動線に優れているとは、家事を行うときに無駄な動きが必要なく、ストレスを感じずに家事ができることを意味します。最短距離や歩数で必要な家事が行えるだけでなく、イメージ通りの場所に目的の収納や設備が…

用途に合わせた収納のある間取り

注文住宅を造る際には、収納を意識した間取りを考えることが欠かせません。家族構成に応じた間取りが備わっていても、適切な収納スペースが配置されていなくては、日々の暮らしの中に余分な動線が生じてしまいま…

それぞれの空間が適切な広さを持つ間取り

注文住宅の間取りの設計ではバランス感覚があるかどうかによって仕上がりが大きく変わります。限られたスペースの中にどのように部屋や廊下をレイアウトしていくかが間取りの設計では重要なポイントです。リビン…

インテリアでこだわりたいポイント

インテリアにも、こだわっておきたいポイントはいくつもあります。直接目で見て、手で触れることの多いインテリアは、住みやすさに直結することも多いです。ここで紹介するポイントを参考にしながら、自分たちにとって最高の住まいを作ってください。

実用性の高い設備を導入

注文住宅のインテリアにこだわるときには、設備に着目しましょう。設備は住宅を彩るだけでなく、住宅の機能にも深くかかわるのが特徴です。見た目が美しくてデザイン性がある住宅設備もありますが、実用性を徹底…

見た目だけでなくメンテナンス性の高い素材を選ぶ

注文住宅では、素材も施主が色々と選べることが多いです。そして、デザインを重視して選ぶこともあるでしょう。ただ、デザインだけを重視するのではなく、メンテナンス性のことも考えなければなりません。どのよ…

インテリアのイメージに統一感を持たせる

まずは家全体のテイストを決めましょう

注文住宅の内装をおしゃれに見せるにはインテリアの選び方も重要です。何でもかんでも取り入れてしまうと、部屋がごちゃごちゃしてしまいます。まずは家全体のテイストを決めて、インテリアもそれに合う物を探しましょう。そうすることで統一感が生まれます。ナチュラルな家にしたいのか、それともモダンやアメリカンが良いのか、どこかノスタルジックな雰囲気にするのかイメージを明確にします。ナチュラルテイストにするなら、インテリアも素朴でシンプルな感じがおすすめです。リネン生地やウッド調のものを取り入れて、カフェや雑貨屋スタイルにすると素敵です。モダンテイストなら和風のインテリアにも挑戦してみましょう。盆栽や和箪笥などを置くとキラリとセンスが光ります。

インテリアの色味や素材をまとめることも大切

インテリア選びで統一感を持たせるコツとして、色味や素材を同じ系統にすることもポイントです。色に関しては、寒色と暖色に分けて上手に取り入れると良いでしょう。ピンクに青に紫にとさまざまな色のインテリアを置くと、目がちかちかして落ち着いて過ごせません。バランス良く見せるためにも、同系色でまとめるのがテクニックです。少し華やかさが欲しいのであれば、何か1色アクセント色を混ぜても良いです。素材においても、あれもこれも手を出すのではなく相性の良いもので統一します。基本的に木はどんな素材とも合います。スタイリッシュにしたいなら、金属系やガラス素材のインテリアがおすすめです。革素材を取り込むと、モダンテイストやシックな感じになります。